2011年7月 9日 (土)

自由が丘 ブラームス亭

Rimg37067 自転車徘走から遠ざかっていたせいなのか、足腰がくたくたになってしまうほど大盛況だったBig Siteの国際文具・事務用品展示会々場から引き上げ、東急・大井町線に乗って二子玉川方面に向かったものの、昼飯もろくに摂っていないこともあって、発作的に自由が丘で降りてしまったのです。この発作的というのが、いかに疲れていたかを物語っていて、平常であれば真っすぐ帰るのですから・・・。自由が丘駅から至近であれば此処しかない・・・、といえば『ブラームス亭』であります。いわゆるB級グルメの洋食店よりややアッパーグレードながら、店の清潔感が無口な店主の潔癖性を物語っていて、大好きな店であります。この店のメニューは他所の店でも必ずあるというものばかりですが、驚くのは皿で運ばれてくると分かるのですが、何しろ美しいのです。

今日は、ベーシック洋食のキング、「ハンバーグ」を注文しましたが、写真の通り、何の変哲もない白い皿に、絶対バランスとしか言いようのないフライドポテト・ニンジン・ブロッコリーの付け合わせの色の配列に仰天します。デミグラスソースも一点の澱みもなく、極上のコクと酸味・・・、これで先ほどまでの疲労困憊も消し飛びました。ライスの炊き具合も絶妙な硬さで、残ったデミグラス・ソースを絡めていただくとこれがまた、極めて美味しいのであります。

限られた条件の中で表現できる極上のまごころ世界を、画像でお愉しみいただければ・・・。

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2011年7月 1日 (金)

さるやの楊枝。

Photo 東急・大井町線で大井町の駅を降りて、昔からなじみの中華食堂に入ればもう夕方前というのにこちらではラーメン・餃子、あちらでは工場勤務の終わったベテランと思しき皆さんがビールに餃子・・・、盛り上がっています。あえて店の名前は申し上げられませんが、此処の叉焼は最高で、油も抜けているのでメタボなど忘れてしまいます。さらに、焼ネギの芳ばしい香りが店内を駆け巡ると空きっ腹がグイグイと鳴りますから、まだまだ、私も肉食系の最後の足掻きでありますよ・・・。

このような、所謂、ディープな店にまったく相応しくないのが、この『さるやの楊枝』 http://www.saruya.co.jp/ でしょう。
宝栄元年(1704年)創業から明治・大正・昭和・平成と、売れ筋も房楊枝(歯磨き用)からつま楊枝(歯間ブラシ)へと時代のニーズに敏捷に対応しながら現在に至っていて、このカテゴリー一本で勝負し続けた店の理念・方針・手段は鋼鉄の如く硬く頑固一徹でありながら、柳のように時代には身を委ねてきたのであります。今では細工物も多く、見ていて楽しいものも増えました・・・、今もしっかりと日本橋・小網町で簡素ながら粋な商いを続けています。

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2011年5月 6日 (金)

自由が丘 『洋食亭ブラームス』

Rimg35852 Rimg35853 食事する愉しみのことなど男は口にするものではないのだ・・・、などと窘められた私世代の青春でしたが、今や食の愉しみを閑談するのが日常茶飯事となり、同窓会の二次会でも料理内容の好き嫌いで行き先が決められないというご時世になってしまいました。

私は一度気に入ってしまえば、他所に目移りすることなくひたすら通い詰める性向があって、たとえば自由が丘であれば自転車の格好のときはMOCCO、そうでない散策のときは此処、洋食亭・ブラームス http://www.melsa.co.jp/jiyuoka/jshop/blarms.html の二軒と決めています。

自由が丘の駅周辺は何となく神田駅界隈のような飲食業態が軒並みで、昼間から豚骨スープのにおいがしているとなると、遠ざからざるを得ないのであります。その点、ブラームスは味・盛付などがまったくぶれることなく、きちんとした洋食屋さんの気配が立ち込めています。入りやすいビルの三階でありながら、自由が丘を訪れる女性層の嗜好に合わないのか、平日は比較的空いていて、向かいの古書店・東京堂書店で見つけた雑誌を見ながら、のんびり過ごす自由が丘も愉しいものであります。此処はオヤジが独りでふらっと立ち寄れる数少ない『大丈夫な店』であります。

この日注文した、煮込みハンバーグのデミグラスソースも、以前よりコクに品位が増し、絶品でありました。

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2011年4月13日 (水)

用賀 『中川』

Rimg34871 Rimg34868 Rimg34874 用賀にある中川というすし屋さんの春爛漫です。投げ入れはダイナミックな敬扇桜。ずいぶん長くこの地で根を下ろし、その繊細なプレゼンテーションは女性層に絶大な人気で、昼間も予約すればこのような宴を楽しめます。

ついでに、傍の用賀西通りは南北に走っているので、一日中、逆光の美しい桜並木を堪能できます。 満開時機を過ぎ、陽射しもこぼれる葉桜状態もおつなものですよ。

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2011年4月 2日 (土)

MOCCOのあつあつ料理。

Rimg34712 料理の教科書に出したくなるようなお店なのですよ。此処、小さなトラットリア、自由が丘・Moccoのバラエティー豊かなメニューを見ると、混み合うお客のオーダーに対応できないのではと早とちりして、昼間のおすすめランチ以外はやっていないのかと思いきや、全く関係なく、すべてのメニューは昼間もOKなのです。春めいてきたとはいえ、朝からの自転車三昧で冷え切った体を温めるにも、料理そのもの以外のスタッフのさり気ないフレンドリー感覚で和み、独りで走っている人間には、こんな温かい店など今やなかなか、ないのであります。もう長い間、自由が丘で商売を営み、現在此処以外に二軒を切り盛りしていて、その何処も『自由が丘』の伝統・カジュアルな大らかさをみごとに表していてくれます。

この日は、さんざん迷った挙句、ランチお奨めの牡蠣・ホウレンソウのグラタンに決まり。

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2011年3月22日 (火)

鈴波・東京ミッドタウン

Rimg34673 Rimg34679 昨今の穏やかな感性を求める状況ともなれば、頑張りすぎて気合の入れ方を取り違えた店長の居る店など贔屓にする気にもならず、最近は静かで美味しいという極めて当たり前の店ばかりに脚が向きます。

此処、鈴波http://www.suzunami.co.jp/shop/shop_tokyo.html は名古屋に本店のあるお店で、知人に教わって以来、六本木に出向いた際は必ず立ち寄って、シンプルで美味しい魚の定食をいただくことが頻繁です。店構えからして、一見高級そうなのですが、ウインドーのサンプルを見ればその値頃感に大納得であります。此処のお魚は粕漬けのため、お嫌いな方には辛いでしょうが、極めて上等なお魚が身もたっぷりに登場しますから、男性諸氏でも満足でありましょう。キラキラしたお店の多い東京ミッドタウンの中にあって、居心地の良さでは穴場であります。

何方が活けられたのか、入口の壁に掛けられた時季の草花の設えも照明との角度を計算され、シンプルながら深みがあります。

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