2012年9月30日 (日)

ジュネーブのバス停留所。

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長女夫婦と孫が暮らすスイス・ジュネーブのグランサコネ地区は旧市街のようなクラシックな佇まいは皆無に近く、東京で例えるなら、豊洲のような雰囲気でモダンな10階建てのアパートが軒を連ねています。しかし、お国柄か、緑も眼に眩しいほど、芝生がどこにもあって、子供と遊ぶにも最高の環境なのです。バス路線も充実し、ほぼ五分おきにやってくるので旧市街に行くにも簡単です。
さて、バスの停留所はこのようにコンクリートの座面が確保されていて、防風硝子は目地処理もみごとにシンプルモダンな表現となっています。スイスのお家芸、ポスターは両サイドに展示スペースがあって、その処理も美しすぎるのです。
 

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2012年4月29日 (日)

秋山東一さん大奮闘!

Masa_tk1951_2 孤高の建築家、秋山東一さんの展覧会がついに始まりました。昨年の10月に予定されていたものの、ご当人の健康上の理由で初日の前日に中止となった曰く付きの展覧会です。 aki's STOCKTAKING: aki’s STOCKTAKING / off line|再開
これまで積み重ねてきたご自身の住居建築思想と技術・表現のインスピレーションの源泉ともいうべき書物・器械・道具・玩具・乗物の現物や写真などが所狭しと展開しています。目玉はメルクリン社の一番ゲージMAXIが可喜庵の座敷を所狭しと走ります。
私も5年ぶりにブルーグラスバンド NEW WOODY BELL の協力を得て、土曜日のオープニングの宴で、歌舞音曲を担当いたしました。

画像は会場の鉄道模型を設置している長年のご友人たちとご本人。(撮影・MASAさん)

Photo  そして、28日のオープニングパーティーの様子。(撮影・君塚和香さん)

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2012年4月18日 (水)

小さな世界にも構成力あり!

Rimg41477 先日家人が頂いた包装をほどくと、重厚感あふれる美しいレイアウトが飛び込んできました。尾山台にあるオーボーヴュータンのプチケーキですが、昨今のカジュアルな路線とは一線を画す、堂々たるクラシックの薫りが満ちています。この店の味は、比較的しっかりと濃く、珈琲に合いすぎるほど合い、一年中、至福のひと時を助長してくれます。
それにしても、わずかなスペースの中、みごとな構成力ですね。

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2012年3月 7日 (水)

ベン・シャーンは書体好き。 京都 1960。

Img_00041960年に撮影したベン・シャーンの京都スナップを観ていると、彼のイラストレーションにも言えることですが、世界各地の文字・書体に異常な興味を抱いていることがわかります。
京都・寺町通 井上龍昇堂というまことに吉祥な名前のお店は、ブロマイド店として当時人気店として東映スターを中心に観光客・修学旅行生の定番店だっとようです。この看板など、職人さんの仕事ですが、一字一字の間の取り方が秀逸ですし、軒下のブロマイドのレイアウトもなかなかのものです。

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2012年3月 6日 (火)

八木保さんの整理術。

Img_0006 デザイナー・八木保さんのプレゼンテーションは、プリント用紙の企画書以外に、ある方向にフォーカスするにはマテリアル感覚の意思統合が不可欠 とばかり、 ライブ感覚に溢れたボックスファイルを活用されます。

この話を聞いて、実は私もまったく同じ思考回路でプレゼンテーションしていた時期があって、毎日歩いていると気になったチラシからDM、包装紙からレシート、輪ゴムからクリップなどなど理性的に仕分けするのではなく、動物的に収集しまくりました。しかし、収まる場所を確保できなければ徐々に煩雑化し、袋に詰めて床置きとなるのが世の常・・・。その点、八木さんは収集したマテリアルを一定のサイズに加工し、手作りのファイルボックスにそれはみごとに仕舞っています。

アナログ世代の私は雑多なモノを収集する癖があって、「捨てられない症候群」でありますが、部屋に散乱しているものをきちんとストックするボックスファイルを自作することと決めました。

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2012年2月26日 (日)

この色にびっくりした。

Rimg35559 このマグカップ、Hellerというイタリアデザインです。1964年に発売され、今日も生産が続けられているロングプロダクツですが、わたしがこの商品を観たのは1979年、ニューヨークのブルーミングデールというファッションデパートメントストアでした。コンランショップの誕生などリビング業界には上質なカジュアル旋風が吹き、ラグジュアリーなリビング感覚がダサいと叫ばれた頃です。

この商品は別のキャラクターなどを加えたOEMも多いのですが、Kartellが独自のカラー展開でシンプルながら訴求力の高い店舗をブルーミングデールでオープンしたのです。日本人には考えられないようなビビッドなカラー展開は知的ではなく、単純な色相展開で終っていました。それでも記念にと買ったのがイエローのもの一個でした。今ではすっかり経年変化に表面もラギッドになってしまい、当時のビビッドなビタミンカラーの跡形もありません。

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2012年2月19日 (日)

看板にも風格が・・・用賀・大山街道脇。

Photo 京都の酒蔵より開店祝いにいでも授かったのでしょうか・・・。みごとな広告を兼ねたお店の看板です。少なくとも20年ほど前には東京都内でもちらほら見かけた典型的な意匠でありますが、安売りの飲料チェーンが商店街にも進攻しだしてからというもの、地元で長く商っていた酒屋さんも、よほどの地元密着サービスノウハウを構築してない限り、転業・廃業を余儀なくされ、多くは100円ショップやコンビニへと様変わりしてしまいました。

用賀商店街、大山街道沿いにあるこのお酒屋さん・『鎌田酒店』も江戸時代から続いていて、さすがに、この看板も経年変化がかすかに見られるものの、北側に向いた立地ということで、陽射しに晒されて劣化もされず、今日までその美しいニッポングラフィックの構成を魅せてくれています。この界隈は、昭和レトロ好きなユーミン御用達の『ミナト』という食堂もあり、一瞬でありますが、タイムトリップを味わえる一角であります。

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2012年2月18日 (土)

時の流れは街の品格を変えていく・・・。

Rimg39068 東急・大井町線を見おろせる富士見橋からは、ご多聞にもれず富士山は見えなくなり、偽りありですから、周辺の美しさを誇っていた国分寺崖線上の邸宅もRIZEの出現によって、太古からの絶景景観も終止符を打ってしまったのではなかろうかと疑心暗鬼しながら自転車で散策してみれば、やはり、この通り・・・。
此処は上野毛、五島美術館の隣の茶室のある場所から望んだのですが、いかに東急グループの開発とはいえ、絶景の聖地さえも犠牲になさるとは・・・、戦前の別荘地から戦後は東宝の映画スター、政財界のお歴々のエリアとなったものの、噂では転居する方々が続々・・・ということですが、分かるような気がしますね・・・。

絶対景観などという概念は私の造語でありますが、瀬田・上野毛の国分寺崖線は秩父連峰から富士山・大山・箱根まで見渡せるのですから、そのスケールからして、絶対なのであります。失ったものは二度と取り戻すことはできませんから、残念という以外のなにものでもありません・・・。

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2012年1月19日 (木)

CRAFTというクオリティ。

Rimg40854 自転車乗りにとって、一年中で最も辛い時季なのですが、インナーやアウターの防風・防寒の進化はとどまるところを知らないほど、日進月歩なのです。その中で、インナーといえばやはりこのCRAFT社 スェーデン生まれのアンダーウェア クラフト のものにとどめをさすでしょう。今の時季に最高なのが黒いタイプの長袖で、体の前は完全防風仕様となり、あのお腹の冷えも解消ですし、細部の縫製から全体シルエットのデザインも秀逸です。方や、タンクトップのメッシュタイプは夏用のものですが、スーツの下に着ても快適で、地下鉄の暖房の暑さにもなんのそのであります。北欧デザインの優れた伝統は、リビング以外にも浸透しているのであります。
大手のスポーツ店でも扱っていますが、今ではこのサイトから購入する皆さんが増えています。このサイトは価格メリットの大きさで有名なのですが、こちらからごらんください。Craft | WiggleでCraft の商品を購入する

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2012年1月13日 (金)

 魯山人の竜田川

Photo 絵が上手く、書も凄ければこのような華麗でアバンギャルドな世界を自由奔放に創作できるのです。ご存じ、北大路魯山人の楓の皿に竜田川の六点揃いは、筆さばきの大胆で繊細な筆勢が川のうねりをみごとにとらえています。手前の岩場など自由自在に遊んでいますが、揃うとまるでパノラマのようにおさまっています。和食器では珍しい六点揃いでありますが、色彩展開のモダンさがうれしくなります。

秋の料理を盛るための器としてだけでなく、通年、使ってしまいたくなる合理的な姿とワクワク感が満ちていますね。魯山人写しは合羽橋の食器屋に多く出回っているものの、ほんのわずかな線のあしらい、色調の違いが感性修行に裏打ちされた者とそうでない者との天地の差が露わであります。

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