2012年1月 3日 (火)

Marty Robbins 歌の上手さではこの人です。

Martyrobbins1 小学校の同級生で、野球の上手だった佐藤明君からブルーグラス音楽のことを教えてもらったのが、中学2年生の頃でした。お兄さんの影響だと記憶してますが、貸していただいたLPはレスターフラット&アールスクラッグスのものでした。初めて聴くバンジョーの音と独特な高音コーラスにぐっときて、学園の欅並木傍にあった家に放課後寄っては、他のカントリーのLPを手当たり次第聴きまくっていました。その中に、ずいぶんと歌の上手い歌手だなあ、と感じたのがMarty Robbinsさんでした。メキシカンの隠し味をギター伴奏に採り入れ、独特な哀愁と伸びのある歌に、他のカントリーシンガーとは違う、土の薫りを感じとったのでした。

今も、1960年代初期からのCDを聴いていますが、まったく古さを感じないのは、妙な受けを狙わない、職人感覚だけで勝負していたからです。ところが、Martyさんのコスチュームがギラギラとなったり、髭を生やしだした1070年代後半からは、営業的な受け狙い一本やりとなり、途端に、それまでの素朴さの漂う姿から安売りのエンタメ芸人へと堕落変貌していき、ステージパフォーマンスにはその醜さぶりが如実に表れています。

Martyさんの一番、素朴で輝いていた1960年代前半から・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=C7hCuDL8j2M

http://www.youtube.com/watch?v=ezJkRDQmL2Y

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月28日 (火)

真面目さが音に表れるチェットさん。

Chetatkins_crop カントリーミュージックの名ギタリストとういうよりも、広くアメリカンミュージックの広報担当兼ギター奏者とでも呼んでしまいましょうか。
チェット・アトキンスさんのことを詳しく教えてくれたのが池田雅彦さん。現在、軽音楽業界の名ディレクターとして活躍されています。1965年当時、五弦バンジョーの名手としてブルーグラスバンドでは有名でしたから、大いに学生生活を愉しまれていたのですが、一緒だったスキークラブの定宿、志賀高原・石の湯ロッジの暖炉で聴かせてくれた池田さんのチェット・アトキンス奏法の詳細技法解説は、自分がギターをきちんと教わらなかったこともあって、まったく別世界の専門話ばかりでした。

その後、チェット・アトキンスさんのレコードを聴いているうちに、カントリーミュージックの世界をよりポピュラーに広報していこうとするチェットさんの意思を感じ、徐々にのめり込んでいきました。多くのギタリストとの共演も多く、その出来栄えも彼の几帳面な性格からなのか、隙のない出来っぷりとなっています。

それでは、http://www.youtube.com/watch?v=cqPZbpqGV2M

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月20日 (月)

小森谷信治さん、私を撮る。

2007 Bluegrass301 日本のみならずアメリカのブルーグラス界において、知らぬ者なしの小森谷信治さん。1970年代はブルーグラスの雑誌『June Apple』http://www.geocities.jp/blue_highway/ja.htmlの表紙・挿入写真、傑作ブルーグラス写真集『BlueRidge Mts Friendly Shadows』Bluegrass1101 を通し、 新しいブルーグラスの流れを教えてくれました。大手出版社のカメラマンとしての仕事と大好きなブルーグラスの普及・啓発と、みごとな二律双生を果たし、今もまだまだブルーグラスの生字引的存在です。

その小森谷さんが2007年の箱根ブルーグラス・フェスティバルに出演した私を撮影してくれた一枚を、先日送っていただきました。箱根夕日の滝バンガローの一角にある小さな小屋に、急きょこしらえた写真スタジオでの撮影にも関わらず、さすが巨匠、一発撮りで雰囲気抜群の記念写真となりました。
考えてみると、同窓会・親戚の集まりなどなど、集団の記念写真は多いものの、独りの写真はあるようでなきがごとし、これは長く待ちこがれた私の還暦祝い(1947年生まれ)の記念写真であります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月18日 (土)

Lester Flatt & Earl Scruggs

I53026_lesterflattearlscruggs今を去ること48年前の中学2年生の頃、同級生の佐藤明君がお兄さんのレコードを持ってきて貸してくれたのが、その後、今日まで連綿と続いているブルーグラス音楽への傾倒の発端であります。未知との遭遇に近い、五弦バンジョーの華麗な乾ききった音色とソフトなリード・ヴォーカルとコーラスの完璧さ・・・、これがレスター・フラットとアール・スクラッグスが率いるフォギーマウンテンボーイズの奏でる世界だったのです。
現在も1950年代から60年代の黄金期のDVDも発売され、私世代を中心に、大人買いも多かろうと思われます。あの素晴らしかった1960年代の懐旧の情景を思い出しながら、このバンドの音楽を愉しむのが、良い趣味というのかも知れません。

それでは、http://www.youtube.com/watch?v=-2CpywAO-Ro

http://www.youtube.com/watch?v=zDgYN5qeG4Y&feature=fvwrel

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月13日 (月)

The Gentlemen 銀座・ロッキートップ

Rimg36791 Rimg36755 朝霧高原ブルーグラスフェスティバル、箱根ブルーグラス・フェスティバル共に、3年前から出演することが途切れ、今では都心のライブハウスに顔を出しては、ちょいの間だけ二曲歌っておしまいというパターンに慣れ切ってしまいました。

但し、今回は高校の演劇部後輩の双津さん、旧知の須貝さん、本間さん、手島さんが出演する銀座のロッキートップですから、素手で歌うわけにもいかず、一週間前からギターと発声練習をして、土曜日に出かけました。このグループは1960年代から70年代にかけて圧倒的に人気のあったCountry Gentlemenの演奏・コスチュームすべてコピーするバンドですからコアなマニアも多く、少しのミスでも見逃しませんからバンドの皆さんも心得たもので、とちっても笑顔で対応するのです。双津さん以外は還暦越えの年齢とはいえ、その超高速・超絶合奏、高性能なコーラスと稀にみるパワフル全開なグループです。

皆さんのバックコーラスは、横から後ろから私を応援してくれ、調子に乗った私も日頃以上の大声で歌い切りました。たった二曲であったものの、テーブル席に戻ると、どっと疲労困憊となりましたが、このバンド、三ステージを30曲近く演奏・合唱したのですから、凄いものですよ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月 8日 (水)

Rice,Rice,Hillmen&Pedersen

Larryrice_1 RICE&RICEChris_herb_lrg2010page4 HILLMEN&PEDERSEN

今年の梅雨入りは例年より二週間ほど早いという、予期せぬ天気予報のおかげで、ちょっと滅入ってしまいました。梅雨に入る前のわずかな晴間を自転車徘走で楽しもうと目論んでいたのですから、今年は外れかも知れません。愉しみにしていた六義園のサツキの色合いは今年はどのようになるかも気になります。

うっとうしい梅雨の間は、やはりカラッとした米国・西海岸の風を感じさせてくれる、RICE,RICE,HILLMEN&PEDERSENの合奏・合唱職人バンドがサイコーです。1960年代中頃から伝承されているウエストコーストサウンドは、中南部・東部の山の楽曲とは一味違う日差しも眩しい健康なビタミンサウンドでありますから、湿気る時季には耳から入るドライな高揚感が消えそうな元気をキープさせてくれます。

というわけで・・・。http://www.youtube.com/watch?v=jmcsDV4sIjY

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月 4日 (土)

Country Gazette

Country_gazette 写真:小森谷信治

天気もそうですが、何といっても大震災・原発人災を巡ってののごたごたが続き、それらが重複してしまい、閉塞感・脱力感が漂っていますから、こういうときは自らをプラス指向へと暗示する生きるための技術が案外と大事であります。

とりわけ、音楽のもつ力は飛びっきり素晴らしく、人間の心理状態の奥底まで滲みいりますから多寡が、音楽なのではなどと蔑む感覚は如何なものかと思ってしまいます。

さて、1972年頃だったでしょうか・・・、Country Gazetteという西海岸の乾いたサウンドと軽やかなリズムを持ち味にしたブルーグラスバンドが登場し、当時のウエストコーストロックと同調しながら一気に若い世代をとりこにしてしまいました。それまでのアパラチアン山脈を中心とした伝統守旧指向のバンドとまったく異なるコンセプトに狂喜し、今もそのサウンドは新鮮で、梅雨時期になると彼らのCDを毎朝のモーニングサウンドとして、目覚まし代わりにしています。高い音階の男のコーラスがもう完全に、西海岸の光景を映してくれます。

それでは・・・。http://www.youtube.com/watch?v=lzNPE9-o2gM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=B9NH9XU8mzE&feature=related

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月21日 (土)

Sons of The Pioneers

Sonsofthepioneers194620reunion1 よほどの『お好きな方々』以外、まったくその名前すら知らないでしょうが、偶然にもその『お好きな方々』の末席に座ってしまった私などは、中学生の頃、このバンドの音楽を聴いて以来、独特なハーモニーに魅了され、今も、梅雨時季に向かい始めるうっとうしい頃に、極上の涼風を感じさせてくれるカゥボーイソングを堪能しています。

Sons of The Pioneersという誇り高きバンド名からもお分かりのように、朗々・堂々としたソフィスケートされたコーラスを通し、志のある男の生き方が呼び戻されます。永く人気・力量ともにアメリカの南東部・南西部の保守層に支えられた、日本では紹介されることのないアメリカンミュージックの主軸だったグループです。

http://www.youtube.com/watch?v=WDtCa8ZgAk4

http://www.youtube.com/watch?v=JH5O31_WgK4&feature=fvst

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月24日 (日)

Don Edwards

Donedwardsandsmokeywood1 一般的には人気のうすいカントリーミュージックの範疇に入るカウボーイソング界には、独自の路線をひたすら歩んでいる御仁が居て、Don Edwardsさんはさしずめ筆頭格でありましょう。アメリカンミュージックの真の伝道師たらんとして、本業は牧場経営者でありながらレコード会社も切り盛りし、http://www.donedwardsmusic.com/ 自宅の納屋には素晴らしいヴィンテージギターのコレクションが一堂に並ぶステージがあり、ここではライブコンサートが開かれます。世俗の動向に気配りしながら創作する商業カントリーではなく、自分の意思と意図をもって創作するDonさんを慕う世代は広く、また、その温厚な人柄と朗々とした歌いっぷりにしびれてしまいます。

アメリカの建国以来の良心を代表するオーセンティックなシンガーなのであります。

ご自宅ライブでの三曲です・・・使うギターも、壁に掛かるギターも素晴らしいですね。http://www.youtube.com/watch?v=DzcMUQ3ay9E http://www.youtube.com/watch?v=3qX5Xh6s5EU http://www.youtube.com/watch?v=guXhfg4-Q-A

明るい陽射しのライブの様子です。http://www.youtube.com/watch?v=Skt83t5iaPw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月18日 (月)

Boxcar Willieさんの汽車の歌。

Boxcarwillieboxcarwillie4575601 ミズーリ州・ブランソンhttp://www.usatourist.com/japanese/destinations/missouri/branson/branson-main.htmlというテネシー州・ナッシュビルと双璧なカントリーミュージックを観光資源としている町の人気者がBoxcar Willieさんです。

歌手であり労働者であるといった二足の草鞋を履いていた時代は1950年代で終ったのですが、彼にはその時代のDNAが微かに残っているようで、クラシックなカントリーミュージック、中でもトレインソングを歌うとその迫力と表現力は他の歌手を圧倒します。今のような体温の下がったオーガニック歌手ばかりな中では異質ではありますが、汗・涙・歌と生活が一緒だった佳き時代の薫りを確かな力量で運んできてくれます。

それでは力強い歌と懐メロをたっぷりと・・・。 http://www.youtube.com/watch?v=nSrEcPdA0hE

http://www.youtube.com/watch?v=lyk3AEXvmLg

http://www.youtube.com/watch?v=cdoj2VnKVA4

http://www.youtube.com/watch?v=5fBvqakjwIQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)